境界領域の研究をすることの利点欠点

 大学の研究に当てはまるのかも知れないのですが、境界領域の研究をする場合、利点と欠点で考えられるものは以下のものがあると思います。
利点
・実験科学の場合、研究初期のころは競争相手が少ないので、行う実験はすべて世界初となる場合もある。
・人との競争が少なく精神的に楽である。
・その分野がこれから大きく発展する可能性がありやりがいがある。
・その分野で蓄積されている知識が少ないので、それらの学習に費やす時間が少なくて済む。

欠点
・実験科学の場合、研究者が少ないので、機器、装置、実験材料、試薬など市販のものがなく、自分で作る必要がある場合が多い。
・研究者が少ないので相談相手が少なく、自分で考えて解決する必要がある場合が多い。

 欠点として挙げたものは、労力が掛かるのですが、自分の研究能力を上げる絶好の機会となると思います。それらが苦痛でなければ、境界領域の研究をすることを是非お勧めします。

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