大学での研究についてのみ当てはまることかも知れないのですが、昔ある研究者から研究には2タイプあって、1つは問題解明型の研究で、もう一つは発展型(正確な名前は忘れましたが、課題発展型というのでしょうか。)の研究があると聞いたことがあります。
問題解明型の研究とは文字通りある問題がありそれを解明していくような研究です。このタイプの研究は解明(もしくは一部解明)できるまでは息が詰まり、精神的にも重苦しいような状態になることが多いかも知れないのですが、解明できたときの喜びは大きなものがあるかと思います。私の場合はどういうわけかこのタイプの研究をすることが多かったです。
発展型の研究とは例えば1つの事象を紐解き大きな研究に発展させるような研究をいうのでしょうか。私自身はあまりこのタイプの研究をしたことがないのですが、知り合いでは何人かいたと思います。あまり重苦しい雰囲気では研究していなかったような気がするのですが、実際はどうでしょうか。そのころは自分の研究に集中していて余裕がなく、あまりそのことについて聞いたりしていませんでした。
どちらのタイプの研究をするのかは、どの分野の研究をするのかと同じくらい重要な選択かもしれません。これは自分との相性に関わることのような気がするからです。
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